ホワイトノイズから解消されたい
パソコンやテレビに外部スピーカーやイヤホンを接続して音声を出力すると、音を出していようがいまいが発生するビーーーーーとかジーーーーーとかいう音。
あれはホワイトノイズと呼ばれるらしい。本当は原因や音の種類によって別な色のついた名前があるらしいが、うちのは恐らくホワイトノイズだった。
今回は、パソコンを買い替えたことによって偶然にも対策待ったなしの状態になった我が家におけるホワイトノイズ対策をご紹介する。
結論
グランドループアイソレーターを導入しよう。
私はAmazonでみつけた1000円くらいの製品を買いました。
使い方は簡単。
3.5mmの普通のオーディオケーブルを使って、ホワイトノイズの原因と思しき機器、今回はテレビとスピーカー用のアンプとの間に接続するだけ。
するとあら不思議、あれだけ耳障りだったホワイトノイズはたちまち消え去ったのでした。
そもそもなぜホワイトノイズが発生するのかというと、グランドループという状況になっていることが原因らしい。
グランドループとは、オーディオ機器を接続するときに電気のプラス・マイナス、オーディオ信号のプラス・マイナスがループ状の配線になってしまっている状態のこと。
具体的にいうと、テレビと外部スピーカーを接続していて、その両方を同じ電源に接続している場合がこれにあたる。それぞれを線で結ぶと輪になるよね。ループしているというわけ。
じゃあ電源をそれぞれ分ければいいのでは?とも思ったが、多数の機器によりもはや電源周りの配線は限界であり、これ以上の措置は不可能。
そもそも家庭では取得できるコンセントの数や場所に限りがあるのだから、グランドループになることはやむを得ない状況になることは、我が家に限らず多々あるのではないか。
特に、実況や配信をするゲーム実況者やストリーマーの場合、パソコン、モニタ、ゲーム機、アンプ、オーディオインターフェースなど電源を要する複数の機材に囲まれる関係上、このグランドループに起因するホワイトノイズ問題は、実はかなり高い頻度で発生しているのではなかろうか。
このノイズ、スピーカーのみならずマイクやヘッドセットにも乗るらしいので、通話する際にノイズがひどいと指摘されるときにはこのグランドループを疑ってみてはいかがだろうか。
ホワイトノイズ対策のグランドループアイソレーターの紹介はここまで。
以下は我が家の当時の問題状況を、まだ見ぬどこかの誰かのために記載しておく。
- 接続機器
・デスクトップパソコン
・テレビ(HISENCE 43E6800)
・オーディオアンプ
・switch
・PS4 - 接続状況
パソコンとテレビ、switch、PS4をHDMI接続
パソコンの背部ジャックから3.5mmオーディオケーブルでアンプへ音声出力
テレビの背部ジャックから3.5mmオーディオケーブルでアンプAUXへ音声出力
パソコンからUSBケーブルでマイク、全面ポートから3.5㎜オーディオケーブルでイヤホンに接続 - 問題状況
テレビの電源を入れるとスピーカーからホワイトノイズが出現。
上記の接続状況を変更し、テレビの音声をパソコンに出力し、パソコンでライン入力として処理し、パソコンからの音声として出力するとスピーカーからのホワイトノイズの音量がかなり小さくなる、
しかし、イヤホン接続すると極めて大きく不快なホワイトノイズが常に発生するようになる。 - 対策
USB接続のオーディオインターフェースを介してイヤホン出力する
→効果なし
テレビとアンプの接続をやめる
→テレビ、スピーカーともにホワイトノイズは出ない
→原因はテレビとアンプまたはパソコンを接続することとほぼ特定
さらに、レビューサイトにて、HISENCEのような比較的安い価格帯のテレビの場合、グランドループ対策を講じていないことがあり、本製品もその例に漏れないとのレビューがあった。そこでグランドループアイソレーターの導入をすることとなった。
以上です。何かご質問とかあれば。